- ホーム
- よくある質問(FAQ)
よくある質問(FAQ)
Ⅰ.国産木材の使用量の算定方法について
- QⅠ-1.住宅1戸当たりの国産木材やスギの使用量の算定はどのように行うのでしょうか?
- AⅠ-1.ラベルを表示しようとする住宅毎に請求書、見積書等を参考に構造材や羽柄材・内装材等に用いられた国産木材やスギの材積から使用量を算定して下さい。当ホームページに掲載している国産木材使用量算定シートを用いて、国産木材やスギの使用量等を算定することができます。
- QⅠ-2.住宅毎の使用量が分からない場合、会社の標準的なモデルや仕様に基づいて算出してもよいのでしょうか?
- AⅠ-2.構いません。各社の代表的な標準モデルとなる住宅がある場合には、当該標準モデルの住宅の標準仕様の設計図、仕様書のほか、実績に基づく国産材やスギの比率等を参考に、簡易な計算により算定することも考えられます。
なお、標準モデルの住宅について標準仕様による簡易計算から算出した値を表示する場合には、その旨をラベルに付記するとともに、当該標準仕様の概要及び推計による算出方法等の情報をパンフレット等に記載する必要があります。
- QⅠ-3.集成材、CLT(直交集成板)、合板、LVL等については、国産木材・外国産木材の異樹種混合材から構成され、構成される樹種はわかるもののそれぞれの国産木材の割合がわからないケースがあるが、どのように算定をしたらいいのでしょうか?
- AⅠ-3.集成材、CLT(直交集成板)、合板、LVL等のうち異なる樹種からなる外国産木材が含まれるものについては、例えば、国産木材が用いられている層又はプライの数の比率から算出する等により、国産木材使用量を樹種別に把握し、計算して下さい。また、木質ボードについては、全部又は一部が国産木材由来であることが確認でき、その国産比率が把握することができるものは、全体の量に国産木材比率を乗ずることにより国産木材使用量とすることができます。当ホームページのトップページに掲載している国産木材使用量算定シートを用いれば、異樹種混合材についても国産木材やスギの使用量等を算定することができます。
- QⅠ-4.集成材、CLT(直交集成板)、合板、LVL等については、国産木材・外国産木材の異樹種混合材から構成され、構成される樹種がわからないケースがあるが、どのように算定をしたらいいのでしょうか?
- AⅠ-4.集成材、CLT(直交集成板)、合板、LVL等のうち国内生産の国産木材が含まれるものの、異なる樹種からなる外国産木材が含まれ、構成される樹種がわからないものについては、集成材、合板、CLT、LVL毎に令和4年木材統計(農林水産省)から算出された製品毎の国内生産の国産木材率(集成材:45%、合板:88%、CLT:100%、LVL:95%)を乗ずることにより国産木材使用量を算定することができます。当ホームページのトップページに掲載している国産木材使用量算定シートを用いれば、異樹種混合材についても国産木材やスギの使用量等を算定することができます。
- QⅠ-5.国産木材の算定において、構造材のほか、羽柄材・造作材・合板・内装材のどこまで算定対象としてもよいのでしょうか。
- AⅠ-5.住宅生産者の方が把握できる範囲で、住宅に用いられる構造材のほか、羽柄材・造作材・合板・内装材に用いられている国産木材を算定して下さい。
- QⅠ-6.国産木材の算定において、完成した建築物本体に利用されている国産木材の量とは、どのように算定したらよいのでしょうか。
- AⅠ-6.完成した建築物本体に利用されている国産木材の量とは、住宅に使われている国産木材の実使用量を想定しており、住宅生産者の方が把握できる範囲で、請求書や見積書等を参考に仕入れた素材の量や設計図や仕様書の木拾いによる積算量から算定して下さい。
Ⅱ.国産木材活用レベルの水準値やスギ等の使用量の本数換算値について
- QⅡ-1.国産木材活用レベルの水準について、各レベルの水準の考え方を教えてください。
- AⅡ-1.各レベルの水準は、平均的な木造戸建住宅をもとに設定しており、木材全体の使用量に占める国産木材の割合が、レベル1は3割以上5割未満、レベル2は5割以上7割未満、レベル3は7割以上に相当するものとなるよう設定しています。
- QⅡ-2.スギ、ヒノキの使用量について、住宅に使用したスギ材やヒノキ材の材積を本数に換算(スギ材4.4本/m³、ヒノキ材5.9本/m³)して記載するとのことですが、その本数換算値の根拠を教えて下さい。
- AⅡ-2.スギ、ヒノキの使用量に係る1本当たりの換算値については、10齢級(46-50年生)のスギ及びヒノキについて、歩留まりを考慮した1本当たりの製材品となる分の材積を算出し、それを基に設定しています。
Ⅲ.キャッチフレーズ、その他の情報の記載方法について
- QⅢ-1.キャッチフレーズに地域産木材や樹種の名称を記載したいと考えていますが、当該地域産木材が複数ある場合にはどのように表示したらいいのでしょうか?
- AⅢ-1.国産木材使用レベルが2又は3の場合であって、かつ、国産木材使用量に占める特定の地域産木材の割合が5割以上の場合には、当該地域産木材の名称又は樹種名を用いたキャッチフレーズとすることができます。この場合、当該地域産木材が複数ある場合には、その合計が国産木材使用量の5割以上あれば、各地域産木材又は樹種名を並列(例えば「●●県産・△△県産木材の家」)に表記することができます。
- QⅢ-2.住宅の各部位に求められる木質部材の特徴を反映して、部位毎に異なる地域産木材を使う場合には、どのように表示したらいいのでしょうか?
- AⅢ-2.そのような場合は、キャッチフレーズとしては長いことから、「活用する木材に係るその他の情報」の欄に、住宅の部位毎に用いられている各地域産木材又は樹種名(例えば「梁に●●県産のヒノキ材、柱に△△県産のスギ材を使用」)を表記することが考えられます。また、「活用する木材に係るその他の情報」の欄であれば、キャッチフレーズとは異なり、国産木材使用レベル1(国産木材使用量割合が3割以上5割未満)であっても、あるいは国産木材使用量に占める特定の地域産木材の割合が5割に満たなくとも、例えば「柱は全て△△県産のスギ材を使用」と表記することができます。
- QⅢ-3.「活用する木材に関するその他の情報」として、集成材等については県の認証材の対象となっていないケースがありますが、そのような集成材等についても各社で地域産木材であることが証明できるのであれば、地域産木材として表示していいのでしょうか?
- AⅢ-3.住宅生産者が、地元の森林組合や集成材メーカーからの確認等により、地域産木材から製造された集成材等であることが証明できるのであれば、地域産木材として表示して構いません。
Ⅳ.住宅生産者名の記載方法について
- QⅣ-1.住宅生産者名には、例えば注文住宅で設計者と施工者が異なる場合には、どのように記載すればいいのでしょうか。
- AⅣ-1.そのような場合は、住宅生産者名の欄に設計者と施工者の法人名を並列(例えば「〇〇一級建築士事務所・■■工務店」)に表記することができます。
Ⅴ.国産木材活用住宅ラベルの使用について
- QⅤ-1.国産木材活用住宅ラベルを使用する手続きを教えて下さい。
- AⅤ-1.国産木材活用住宅ラベル協議会の会員団体((一社)住宅生産団体連合会、(一社)日本木造住宅産業協会、(一社)日本ツーバイフォー建築協会、(一社)JBN・全国工務店協会、(公財)日本住宅・木材技術センター)の会員企業、賛助会員の方については、当ホームページのトップページのログインコーナーの「新規届出」からアクセスし、ラベル使用の届出をして下さい。その際、協議会会員団体から発行されたパスワードが必要です。
その他の方は、当ホームページのトップページのログインコーナーの「新規届出」からアクセスし、画面の表示に従ってラベルの届出をして下さい。届出完了のメールを受信された後は、届出のメールアドレス、パスワードを用いて当ホームページのトップページのログインコーナーの「ログイン」からアクセスし、該当メニューをクリックして下さい。
- QⅤ-2.国産木材活用住宅ラベルを使用したいのですが、費用負担がかかるのでしょうか。
- AⅤ-2.国産木材活用住宅ラベルを使用するのに費用負担はかかりません。
- QⅤ-3.国産木材活用住宅ラベルのデザインや表示方法の詳細を教えて下さい。
- AⅤ-3.国産木材活用住宅ラベルのデザインや表示方法については、国産木材活用住宅ラベル表示ガイドラインに示すデザインや表示方法をご覧下さい。国産木材活用住宅ラベル表示に関するガイドラインは、当ホームページのトップページの規程・ガイドラインのコーナーからダウンロードできます。またログイン後に表示する「マイページ」の「ラベル生成・ダウンロード」から必要項目を入力のうえ、ラベルのデータをダウンロードしていただけます。
Ⅵ.国産木材活用住宅ラベル表示の実績報告について
- QⅥ-1.国産木材活用住宅ラベル表示の実績報告の仕方について教えて下さい。
- AⅥ-1.国産木材活用住宅ラベルの使用を届け出た方は、各事業年度終了後に、当ホームページから、当該年度におけるラベルを表示した住宅の戸数、当該住宅に用いたスギ等の使用量の総数等を報告してください。報告されたラベル表示の実績については、国産木材活用住宅ラベル協議会において各報告の全体集計、取りまとめが行われ、当ホームページから公表されます。※報告企業毎の実績は表示しません。
- 注1.「国産木材活用住宅ラベルに関する表示ガイドライン」については、当ホームページのトップページの規程・ガイドラインのコーナーから参照して下さい。
- 注2.「国産木材活用住宅ラベル使用規定」については、当ホームページのトップページの規程・ガイドラインのコーナーから参照して下さい。